ブログ、お引っ越し🐒

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ブログより、お久しぶりですm(__)m


以前にアメーバブログさんで書いていた記事をはてなブログさんにお引っ越しさせてもらいました⛳⛳⛳




これからは、リハビリテーション栄養、介護予防、地域包括ケア、訪問リハビリテーション、などなどについても、新しい記事もマイペースで書いていければと思っています💡


今後とも、末永くよろしくお願いいたしますm(__)mm(__)mm(__)m


※全く関係ないですが、最近ビットコインを始めとする仮想通貨をいじるのにはまりだしてます。。。
 ちなみに、約1ヵ月で少ない小遣いが約1割、増えました。。。銀行に置いておくよりも、国内の仮想通貨取引所でビットコインやその他のアルトコインを買って放置しておく方が、確実に資産を増やせそうです。。。まだまだこれから広まっていく世界らしいです。。。リハ栄養の広まりと同じように、仮想通貨も広まるといいなぁ~
 興味ある方はぜひ!!!
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NST専門療法士試験対策2013!!

残暑厳しい8月31日、今にも枯れ果てそうなこのブログにお水をちょろちょろ〜っと注ぐべく、この前のお仕事のことでも簡単に書きたいと思います







ということで、我が県のNST専門療法士で運営されているNST専門療法士会による勉強会で、「第6回栄養サポート勉強会」と題して、僭越ながら講師としてお話させていただきましたクラッカー




タイトルは『昨年度の試験内容・傾向と対策〜どう点数をとるか〜』




つまりは、試験対策の勉強会です!





NST専門療法士会では毎年恒例の勉強会でして、昨年は受験する側として参加し、無事に合格させて頂いたので、今年はこれから受験される皆さんのために少しでもお役にたてるように、勉強方法や試験のポイント、傾向と対策などなどをまとめてお話しさせていただきましたm(__)m





この続きはこちらを~~~m(__)mm(__)mm(__)m

NST専門療法士試験対策2013!!!|ニュートリハマン03号|note(ノート) https://note.mu/rehaeiyo/n/nebf5ea1698f6

ダイナペニア祭り 3日目(☆Final☆)

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はい、ついにむかえましたツアーファイナル!
ダイナペニア祭りの最終日です!!

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2日目記事から早1ヶ月以上もあいてしまいまして、もうやめてやろうかとも思いましたが、言ったからには最後まで!!

てことで、余力がないため、早速いきます。


最後は?〜?の6件を投下ぁぁぁぁぁーーーーーー(゙ `-´)/

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? Sarcopenia =/= dynapenia.

Clark BC, Manini TM.
J Gerontol A Biol Sci Med Sci. 2008 Aug;63(8):829-34


アブストラクトのみ。
・内容:これまでの『加齢に伴う最大筋出力の低下は筋量の減少、いわゆるサルコペニアによるものだ』という流れに「ちょっと待った!」と異議を唱えるまではいかないですが、『神経系も絡む筋力低下、いわゆるダイナペニアがその鍵となる』と言いたいみたい。
・感想:これまでにも出ましたが、筋力低下も広義のサルコペニアに含めるとすると、ダイナペニアも広義のサルコペニアに含まれてしまうので、この議論は狭義のサルコペニアに対するダイナペニアについてのお話とすれば、ごもっとも!ダイナペニア推しには有利なネタっす☆
てか、こーゆー論文が出ると、ついつい「いやいや、それは広義のサルコペニアに含まれているので…」という流れになりやすく、その本質に迫れていないのもまた弱みっす。。。


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? Evolution of sarcopenia research.

Janssen I.
Appl Physiol Nutr Metab. 2010 Oct;35(5):707-12


アブストラクトのみ。
・タイトル:サルコペニア研究の進化
・内容:1989年の論文から始まったサルコペニア研究の進化について、ダイナペニアとの比較、肥満との関連、身体機能・慢性疾患・死亡リスクとの関連を、これまでの文献からみていくもの(?)。
・感想:だとしたら、これはアブストラクトのみではわからんすm(__)m。。。
なので飛ばし!!


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? Resistance exercise and appropriate nutrition to counteract muscle wasting and promote muscle hypertrophy.

Glover EI, Phillips SM.
Curr Opin Clin Nutr Metab Care. 2010 Nov;13(6):630-4.


アブストラクトのみ。
・タイトル:筋肉消耗予防・筋肥大促進のためのレジスタンストレーニングと適切な栄養
・内容:筋トレ、適切な栄養、それぞれの単独介入よりも、筋トレ(中〜高強度)+栄養ダブルの介入の方がサルコペニア・ダイナペニアへは効果的。
・感想:これもまさに『リハ栄養』的内容。それも「効果アップ」のやーつですね。
(個人的は「リハ栄養」を大きく分けて?リスク管理、?予後予測、?効果アップ、に分類できるものと捉えておりまする。)

ただこれまた詳しい内容が不明なのではっきり言えません…m(__)m 


ほんと、、、

どーもすいませんでした!!!




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? Functional consequences of sarcopenia and dynapenia in the elderly.

Clark BC, Manini TM.
Curr Opin Clin Nutr Metab Care. 2010 May;13(3):271-6

・リンク先から全文あり。
・タイトル:高齢者におけるサルコペニアとダイナペニアの機能的帰結
・内容:研究論文ではなく、レビュー的なもの。これもやはり狭義のサルコペニアには否定的で、筋肉量が直接的に身体機能低下の要因とは言えないし、身体機能が低い肥満も例に挙げている。ただ、筋肉量と筋力は関連性があり、筋萎縮(サルコペニア)・筋力低下(ダイナペニア)を防ぐことは重要としている。

ダイナペニアについては、次のような図もあり。サルコペニアとダイナペニアを別物として話を展開。

・感想:ダイナペニア推しなやーつ!!やはり神経的要因を考慮して、ダイナペニアを筋出力低下と捉える、さらにはそいつを広義のサルコペニアと捉えれば、もっともっとPTにもサルコペニアフリークは増えるはずなんだけどなーーー。課題っすね、はい。


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? Dynapenic-obesity and physical function in older adults.

Bouchard DR, Janssen I.
J Gerontol A Biol Sci Med Sci. 2010 Jan;65(1):71-7


アブストラクトのみ。
・タイトル:高齢者におけるダイナペニア肥満と身体機能
・内容:肥満の有り無し、筋力低下(ダイナペニア)の有り無しで4グループに分けて、歩行速度などなどを比較。したら、肥満+筋力低下のダイナペニア肥満者が、肥満のみよりも身体機能が低く、ダイナペニアのみのほとんどよりも身体機能が低かった。
・感想:サルコペニア肥満は知ってたけど、「ダイナペニア肥満」は初見初耳。結果としては、ごもっともかと。
肥満に関しては、obesity paradoxの話題もありますが。。。


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? Obesity, sarcopenia and their functional consequences in old age.

Visser M.
Proc Nutr Soc. 2011 Feb;70(1):114-8


アブストラクトのみ。
・内容:肥満とサルコペニア・ダイナペニアはこれまで同じ枠組みで議論されてこなかったが、最近は変わってきていて、ダイナペニア肥満がキーワードとなりうる。的なレビュー的なもの。なんかな?
・感想:これもまた「ダイナペニア肥満」について。たしかに生活習慣病患者、メタボ患者が増えることで、高齢者における肥満の割合は増えそうだし、そうなるとやはりダイナペニア肥満・サルコペニア肥満となりやすい。
サルコペニア肥満だと筋肉量を上腕周囲長、下腿周囲長でスクリーニングするには限界があるんで、臨床上はその判別が難しいところ。ダイナペニア肥満としちゃえば、筋肉をMMTなり握力なりハンドヘルドなりで測定できちゃえば判別できるとすれば分かりやすい&ありがたいところ。
まぁこれも「狭義」「広義」の議論はありそうですが…。

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てことで、やっと終わりました、ダイナペニア祭りin Pubmed 2013。

いかがだったでしょうか??




個人的な感想としては、


◇内容について
ダイナペニア推しだとサルコペニア批判というか筋肉量はそんな大事じゃないんだよー的なものが多く、ダイナペニア派vsサルコペニア派 の構造が研究者の中にはあるんかなーと。
ただ、若林先生のおっしゃるように、臨床ではダイナペニアも広義のサルコペニアと捉えたほうが分かりやすいし、てかいちいち区別するのがめんどくさいし、そうすることでサルコペニア・ダイナペニアに対するリハ側のアプローチと、栄養管理のアプローチを統合させて考えやすくなるのかなーと思います。
個人的には、病院で、より急性期で働いていると、サルコペニア・ダイナペニアをぐぐっと改善させるのは難しい印象があり、やはりそうなる前の予防がより重要だと思うようになっております。その辺りは、京都大学の山田実先生が最近なにかと話題ですし、実際に「地域医療フォーラム群馬」にて講演を拝聴し、とても興味深い研究や実践をされているので、次回、そのことを記事に書いたいと思います。






◇祭り開催について
不慣れなことはやらないほうがいい!

って思っちゃいました(*_*;
かなーーり労力いるし、そのせいでの後半2記事の失速ぶりったらいと半端なし…。3日目なんて、フォント・色・文字サイズ ノーいじりっす。
いやー情けないっす。ほんとすんません。。。


しかーーーし!!!
やらないと慣れないし、やることで新たな気づきもあるし、やはり

「動けば変わる」
「まずやってみる」

「攻撃は最大の防御」(???)

てことで、これからもちまちまといろいろチャレンジしていきたいと思います!



それでは、


ダイナペニア祭り  閉幕!!!!

ダイナペニア祭り (2日目)

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さぁ、ダイナペニア祭り2日目でーすひらめき電球ひらめき電球ひらめき電球

では、さっそくいきましょう!
本日は?〜?までの7件を投下!!

※祭りの進行方法、テーマなどは"Fes 1st day"をCheck it outビックリマーク



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? Interactions between exercise and nutrition to prevent muscle waste during ageing.

(Breen L, Phillips SM.Br J Clin Pharmacol. 2013 Mar;75(3):708-15.)

・リンクから全文あり
・タイトル:加齢に伴う筋肉の浪費を防ぐための運動と栄養の相互作用
・内容(abstractから):本の一部?総説のようなもの。
サルコペニアやダイナペニアにはやはり運動と栄養介入が効果的。筋萎縮とは筋タンパク質合成(MPS)と筋肉タンパク質の分解(MPB)との間の不均衡によって生じるもの。レジスタンストレーニングとアミノ酸摂取によってMPSを高めて筋肥大を誘発する。アミノ酸としてはロイシン摂取、運動としては低負荷のものが高齢者にはよい。
・感想:まさにリハ栄養の文献!!リハ栄養の中でも栄養を味方につけてリハ効果アップのほうかな?いつの日にか、あの病院のように我がリハ室にも栄養補助ドリンクを置けるまで理解・協力が深まるといいなぁ〜。。。


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? Dynapenic abdominal obesity and metabolic risk factors in adults 50 years of age and older.

(Sénéchal M, Dionne IJ, Brochu M.J Aging Health. 2012 Aug;24(5):812-26.)


アブストラクトのみ。
・タイトル:50歳以上の成人におけるダイナペニック腹部肥満(?)とメタボリックの危険因子について。
・内容:ダイナペニアの有無、腹部肥満の有無を組み合わせた各グループにおける下腿周径、下肢筋力、血圧、血液データを比較。
 その結果、ダイナペニアと腹部肥満の両方を有するグループがもっともメタボリックのリスクが高い。

・感想:ごもっともm(__)m 当院でやってる人間ドッグメタボ検診を発展させて、"サルコペニア肥満検診"とやらをやって、そこに運動指導としてリハの介入なんてのもおもしろいしやれる・やるべきことだと思うんだけどなー。やってるとこはやってるドンッ
 ちなみちタイトルの「ダイナペニック腹部肥満」って「サルコペニア肥満」とどう違うんかな??


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? Nutrition and sarcopenia: evidence for an interaction.

(Millward DJ.Proc Nutr Soc. 2012 Nov;71(4):566-75. )


・abstractのみ
・タイトル:栄養とサルコペニア:相互作用のエビデンス
・内容:若林先生のブログ(栄養とサルコペニアのレビュー)へm(_ _)m
・感想:「栄養療法単独での効果は厳しい」、ならば運動(リハ)を!こんな症例いっぱいいるんでないかなー。外来とかで栄養指導の依頼が出る方も「ついでにリハも」なんて流れを作れないかなー。。。


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? Increased desmin expression in hindlimb muscles of aging rats.

(Russ DW, Grandy JS. J Cachexia Sarcopenia Muscle. 2011 Sep;2(3):175-180.)


・リンクから全文あり。
・タイトル:老化ラットの後肢筋肉における増加したデスミンの発現

デスミンとは
 細胞骨格蛋白のうち中間径フィラメントに属し、平滑筋細胞や横紋筋細胞(骨格筋と心筋)に特異的に分布する。トリの砂嚢の平滑筋からミオシンやアクチンを抽出する過程で不溶性画分に含まれていた蛋白で、尿素変性により可溶化し抽出された。100Åの径を有する線維性蛋白としてデスミン(英語:desmin)と命名された(Lazarides E, 1976)。

・内容:骨格筋細胞の主要成分であるデスミンの加齢による変化(増加)が筋機能(筋収縮力・筋力)に与える影響をマウスで調査している。結果としては、デスミンは加齢筋で増加することがみられ、とくに腓腹筋で大きな変化がみられた。筋機能におけるレスミンの加齢に伴う増加の影響ははっきりしないが、筋収縮力(筋肉の質)の低下を招く可能性はある???
・感想:これ読んででもわかりにくかったですよね!?はい、よくわかりません!!
 簡単に言うと、「デスミンという骨格筋として重要な蛋白があって、それが加齢によって増減し、それがダイナペニアやサルコペニアに関連するかもと思ってたけどはっきりしませんでした。」ってことかな?
違うか!?違うな。。。
でも細胞レベルでの研究が進めば、薬学や予防医学などへと広がりそうですな、うむ。


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? Consequences of sarcopenia.

(Visser M, Schaap LA. Clin Geriatr Med. 2011 Aug;27(3):387-99.)

・abstractのみ。
・タイトル:サルコペニアの帰結
・内容:若林先生のブログ(サルコペニアの帰結)へm(_ _)m
・感想:身体機能、転倒、死亡率は「筋肉量」よりも「筋力」に影響を受けるという結果

PTの皆さ〜ん!! 筋力が大事ですって、筋力が!!!



その筋力、誰がみるの!?





リハでしょ!!!
$平凡PTによるリハビリテーション栄養のすすめ 〜NST専門療法士として挑むリハ栄養への道2013〜


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? Effects of tai chi training in dynapenic and nondynapenic postmenopausal women.

(Barbat-Artigas S, Filion ME, Dupontgand S, Karelis AD, Aubertin-Leheudre M.Menopause. 2011 Sep;18(9):974-9)


・abstractのみ。
・タイトル:ダイナペニア有りor無しの閉経後女性における太極拳トレーニングの効果(?)
・内容:閉経後の女性における12週間の太極拳プログラムの効果を検討。太極拳トレーニングは身体組成、筋力、身体機能、健康感を改善させ、そしてそれら改善は、ダイナペニアに分類されるグループでより顕著であった。したがって、太極拳は、ダイナペニアを有する閉経後女性において障害や虚弱の予防に有用かもしれない。
・感想:太極拳のトレーニング効果ってよく文献に出でくるな。要は、「呼吸」と「スロートレーニング」が効果的ってことになるかな?安易すぎ??はい、すいませんm(_ _)m
 リハでもヨガとかピラティスとか少し前から流行って(?)るし、その効果はあるはず。
 これまでの「サルコペニア」「ダイナペニア」には「レジスタンストレーニング」という流れとは違った運動介入方法を提示してくれてるのでナイスでーす!!


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? Relationship between dynapenia and cardiorespiratory functions in healthy postmenopausal women: novel clinical criteria.

(Barbat-Artigas S, Dupontgand S, Fex A, Karelis AD, Aubertin-Leheudre M.Menopause. 2011 Apr;18(4):400-5.)


・abstractのみ。
・タイトル:健常な閉経後女性におけるダイナペニアと心肺機能の関係。
・内容:ダイナペニア群と非ダイナペニア群に分け、各群間での身体組成、筋力、心肺機能(最大酸素消費量と1秒間努力呼気肺活量)、安静時エネルギー消費量(間接熱量測定)、栄養摂取状況(?)を測定・比較した。同じ骨格筋量の場合で比較すると、ダイナペニア群の心肺機能が有意に劣っていた。よって、ダイナペニアは心肺機能の指標として用いることができる。
・感想:ダイナペニア→心肺機能低下なのか、心肺機能低下→ダイナペニアなのか、結果か原因か、または両方向か。ほとんどの現象は両方向の場合は多いかな?
 呼吸筋のダイナペニアがあればもちろん、心筋にもダイナペニアの影響があればなおさら納得の結果。上下肢筋だけじゃなく、もっと呼吸筋、さらには心筋にも目を向けられるようになりたいっすね。


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はい、てことでダイナペニア祭り2日目終了ーーーーー!!!!!!!
いかがでしたでしょうか???


えっ?
初日と比べて手抜き感が出てる??


はい。だって結構、労力いりますもん、これは。
あと時間もいりますもん、これは。だから当直のときにしかやらん!今は。

でも言ったからにはやりきりますよ。
自分のため、みんなのため、家族のため、世界平和のため、そして最後は回りまわって自分のため。。。

あと1日、最終日を残すのみ!!!




きっと更新は次の当直の日になりそうだな〜〜〜(* ̄Oノ ̄*)

ダイナペニア祭り in Pubmed2013 (1日目)

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お久しぶりでございます!!
ダイナペニア祭り予告から早3週、重い腰をようやく上げてみました(><;)






てことで、今回はdynapenia祭りと称して、ただひたすらにPubmedで「dynapenia」と検索してヒットしたものを、今回もリハ栄養研究会会長であります、若林先生のブログを紹介させていただきながらまとめる勉強の会としますm(__)m


ちなみに。。。
各文献検索サイトでのヒット件数を比較してみました。(H25.1月末現在)






まずは今回の「ダイナペニア(dynapenia)


?J-stage
「ダイナペニア」1件

?Google scholar
「ダイナペニア」1件
「dynapenia」 1,520件

?PubMed
「dynapenia」 19件  ←←←今回はここのやーつをまとめます。




ちなみにPart.2 ダイナペニアと比較して・・・

ミオペニア(myopenia)


?J-stage
「ミオペニア」0件

?Google scholar
「ミオペニア」1件
「myopenia」38件

?PubMed
「myopenia」3件






続いて、出ました!!「サルコペニア(sarcopenia)


?J-stage
サルコペニア」87件

?Google scholar
サルコペニア」161件
「sarcopenia」 20,200件

?PubMed
「sarcopenia」1,657件


さすがは我らが(!?)サルコペニア!!
ヒット数多い!!!



でした。。。





それでは、ダイナペニア祭り in Pubmed 2013  勝手にスターーーーット!!!  







※注
恥ずかしながら十分な英語読解能力が備わっていないため、翻訳を書くわけではなく、あくまでも個人的まとめとしてポイントポイントでどんな内容の文献なのかをざっくりまとめていきますので、その点ご了承くださいm(_ _)m
そして、リハ栄養研究会会長の若林先生のブログにて紹介されているものについては先生のブログを紹介させていただくこととしますm(_ _)mm(_ _)m

そしてそして、この記事をまとめながら19件やるのがかなーーり労力がいることが判明したので、3daysぐらいに分けて、ネタ切れ防止もかねて、小出しにしていきたいと思いますカゼ




ますは若林先生のブログでも紹介されているものを中心に6件投下爆弾
おぉぉらぁぁぁぁぁぁぁ!!



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dynapenia PubMed記事


走る人


? Frailty and Protein-Energy Wasting in Elderly Patients with End Stage Kidney Disease.

Kim JC, Kalantar-Zadeh K, Kopple JD.
J Am Soc Nephrol. 2012 Dec 20.


・Abstractのみ
・タイトル:末期腎臓疾患を有する高齢者における虚弱と蛋白質・エネルギーの消耗について
・内容:高齢のCKD患者のほとんどが虚弱であり、それが蛋白質・エネルギー消耗、サルコペニア、ダイナペニア、その他の合併症などに関連している可能性があり、その病態・状態に応じた多面的なアプローチ・管理が必要である。
・感想:納得。うちでも透析やってるし、リハとして・リハ栄養としてできることはまだまだあるはず!外来透析患者さんとかリハ対応必要な人多そうだしな。。。


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? Sarcopenia, dynapenia, and the impact of advancing age on human skeletal muscle size and strength; a quantitative review.

Mitchell WK, Williams J, Atherton P, Larvin M, Lund J, Narici M.
Front Physiol. 2012;3:260. doi: 10.3389/fphys.2012.00260. Epub 2012 Jul 11.


・全文あり。
・タイトル:サルコペニア、ダイナペニア、加齢がヒト骨格筋の大きさと筋力に与える影響
・内容:加齢に伴い骨格筋は弱く・小さくなるが、そのスピードは弱くなる方が速い。加齢に伴う筋肉の質の変化が、横断面積ごとの筋力(筋発揮)を減少させる。サルコペニア対策としてのレジスタンストレーニングの有用性はエビデンスとしてある。
・感想:長い!全文読もうとしたら大変。。。「muscle quality」とか「筋の質的な変化」とか前記事に書いた言葉たちが出てきた!リハとしてはトレーニングの有用性はあるものの、具体例などが不十分のため、その辺を把握して個々の患者様・利用者様で対応できるようにしていく必要があるなー。


若林先生ブログ記事あり(2012年9月04日)

(以下、引用)
〜〜〜

サルコペニアよりもダイナペニア(加齢による筋力低下)のほうが、高齢者 wellbeing(健康、幸福、福祉)への影響が大きく、サルコペニアとダイナペニアではかなり進み方が異なることがわかってきています。muscle quality(筋肉の質:横断面積あたりの筋力)の概念も重要です。

筋肉量低下は男性で年0.47%、女性で年0.37%です。75歳の高齢者になると、女性で年0.64-0.70%、男性で年0.80-0.98%の筋肉量低下を認めます。

一方、筋力低下の進み方はより速いです。75歳の高齢者では、男性で年3-4%、女性で年2.5-3%の筋力低下を認めます。つまり、高齢者の筋力低下は筋肉量低下より2-5倍速く、障害や死亡のリスクは筋力低下のほうがより高いです。

狭義のサルコペニア(加齢による筋肉量低下のみ)で考えると、ダイナペニアは別の概念になります。一方、広義のサルコペニア(すべての原因による筋肉量低下、筋力低下、これらによる身体機能低下)には、ダイナペニアも含まれます。

研究上は、狭義のサルコペニアとダイナペニアで考えたほうが進めやすいと思いますが、リハ栄養の臨床上は広義のサルコペニア(すべての原因による筋力低下を含む)で考えたほうが、原因追究や対策立案が行いやすいと考えます。

〜〜〜


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? Dynapenia and aging: an update.

Manini TM, Clark BC.
J Gerontol A Biol Sci Med Sci. 2012 Jan;67(1):28-40. doi: 10.1093/gerona/glr010. Epub 2011 Mar 28.


・全文あり
・タイトル:ダイナペニアと加齢:up date

・内容:研究論文ではなく、総説のようなもの。
 加齢に伴う筋肉量の減少(サルコペニア)と筋力(muscle strength and power)低下は部分的にしか関連しなかったというこれまでの研究結果を元に、筋肉量減少と筋力低下はそれぞれ独立したイベントであるとし、筋力低下を「dynapenia」としてその概念は診断アルゴリズムなどを提案している。
 筋力は筋肉量のみに依存しないこと、筋力低下と筋肉量減少のタイミングの違い、筋肉量を維持〜増加させても加齢に伴う筋力低下は防げないことを挙げ、筋力低下は筋肉量よりも加齢に伴う中枢神経系の問題や骨格筋自体の筋発揮能力の低下が関連しているのではとのこと。
 また、臨床上重要である移動能力・身体機能などはやはり筋肉量よりも筋力が強く関連しており、死亡リスク(死亡率)もまた筋肉量減少(サルコペニア)より筋力低下(ダイナペニア)と関連していた。
 加齢に伴う神経-筋機構の活性低下が身体機能に関連しており、それは大脳皮質(一次運動野、運動前野)や脊髄レベルでの広範囲な量的・質的変化が関与している。
 筋収縮に関連する細胞レベルの問題(イオンチャネルの減少やそれに関連するタンパク質などの減少などなど)も加齢に伴う筋力低下に影響している。

・感想:前回の記事を後押しする(?)ような内容で、筋肉"量"よりも筋力("質")が重要なんだということかな。中でもやはり加齢による神経レベル・脳-脊髄レベルでの変化が筋力低下に影響しているというあたりはPTとして興味深いっす!
 ただ、現在のサルコペニアの定義には筋力低下も含まれるため、結果的には神経は脳レベルでの変化がサルコペニアに影響しているということにもなるなーと。つまりは、筋肉量減少と筋力低下はイコールじゃないけど、サルコペニアの定義によっては仲間ですよーと。
なんかややこしや。。。



→若林先生ブログ記事あり(2011年5月11日)

(以下、引用)
〜〜〜

この著者たちはサルコペニア=加齢による筋肉量減少、ダイナペニア=加齢による筋力減少と使い分けるべきで、サルコペニアとダイナペニアは別の概念と提案しています。

この論文では図のようなアルゴリズムでダイナペニアを診断することを提示しています。握力と膝伸展筋力を重視しています。その上で原因を神経原性と筋原性にわけて考えます。このアルゴリズムの詳細は下記のHPを参照してください。意見などの投票や投稿もできます。私も投票してみました。

http://dynapenia.blogspot.com/

確かに一定の関連はあるにせよ、筋肉量低下=筋力低下ではありません。筋肉量と筋力はそれぞれ評価すべきだと思います。しかし現状では、サルコペニア=加齢による筋肉量減少+筋力減少という定義がもっとも有力なようです。また加齢以外の要因による筋力低下は、ダイナペニアとは別にミオペニアと呼ぶべきでしょう。ややこしい…。ミオペニアも含めて用語とその定義の混乱が早く落ち着くことを期待しています。

〜〜〜


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? Relationship between protein intake and dynapenia in postmenopausal women.

Filion ME, Barbat-Artigas S, Dupontgand S, Fex A, Karelis AD, Aubertin-Leheudre M.
J Nutr Health Aging. 2012 Jul;16(7):616-9.


・Abstractのみ
・タイトル:閉経後の女性における蛋白質摂取とダイナペニアとの関係
・内容:若林先生のブログをご参照ください(_ _。)
・感想:母ちゃんに「タンパク質とりな〜」ってメールでもしよーかな。。。



若林先生ブログ記事あり(2012年5月26日)

(以下、引用)
〜〜〜

リサーチクエスチョンは以下の通りです。
P:閉経後の虚弱でない50-75歳の女性で
E:蛋白摂取量が多いと
C:蛋白摂取量が少ない場合と比較して
O:ダイナペニアを認めることが多い
D:横断研究

 抄録しか読んでいないので詳細不明ですが、ダイナペニアをtype I とtype IIに分類しています。おそらく筋力(今回は握力)が若年女性の平均値より1標準偏差以下の場合をtype I、2標準偏差以下の場合をtype II、としているのではないかと推測します。

 結果ですが、ダイナペニアでない群とtype IIダイナペニア、およびtype Iダイナペニアとtype IIダイナペニアの間に、有意な蛋白摂取量の差を認めました。一方、ダイナペニアをkg/BWもしくはkg/LBMで判断した場合、3群間で除脂肪体重の量に有意差を認めませんでした。以上より、蛋白摂取量とtype IIダイナペニアには有意な関連があるという結論です。

 横断研究ですので因果関係は不明ですし、72名と少人数かつ女性限定ですが、蛋白摂取量が多いほうがダイナペニアの予防に有利な可能性があります。今後の研究次第ですが。

〜〜〜




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? Evolving concepts on the age-related changes in "muscle quality".

Russ DW, Gregg-Cornell K, Conaway MJ, Clark BC.
J Cachexia Sarcopenia Muscle. 2012 Jun;3(2):95-109. doi: 10.1007/s13539-011-0054-2. Epub 2012 Feb 3


・全文PDFあり。
・タイトル:加齢に伴う「筋肉の質」の変化の概念を進化させる(?)
・内容:ざーーーーっとみたところ、?の内容と似た感じです。はいm(_ _ )m
・感想:なので省略ですm(_ _ )mm(_ _ )m


若林先生ブログ記事あり(2012年2月7日)
(以下、引用)

〜〜〜

muscle qualityとは、筋肉の質と私は訳していますが、筋肉量あたりの筋力の強さの意味です。muscle qualityが高い方は少ない筋肉量でも筋力が比較的強く、muscle qualityが低い方は筋肉量があっても筋力が比較的弱いです。

筋肉量と筋力に関連はありますが、筋力は筋肉量だけで決まるのではなく神経学的な影響も受けます。この論文では神経筋系の加齢による変化を脳から筋線維のレベルまで検討しています。神経学的な面がダイナペニア(加齢による筋力低下)に影響を与えている可能性があります。


ダイナペニアという言葉もありますが、サルコペニアの定義の主流は、加齢による筋肉量低下+筋力低下もしくは身体機能低下となっています。そうするとこのサルコペニアの定義に中にダイナペニアは含まれます。○○ペニアという言葉がこれ以上増えないことを祈ります…。
筋力低下もしくは身体機能低下となっています。そうするとこのサルコペニアの定義に中にダイナペニアは含まれます。○○ペニアという言葉がこれ以上増えないことを祈ります…。

〜〜〜



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?  What is dynapenia?

Clark BC, Manini TM.
Nutrition. 2012 May;28(5):495-503. doi: 10.1016/j.nut.2011.12.002. Review.


・pumed上ではabstractのみ。
・タイトル:ダイナペはニアとはなんぞや。
・内容:これも?のことをアブストラクトでは言ってますね(;^_^A
    筋肉量はあまり重要ではなく(?)、加齢に伴う神経系の構造や骨格筋自体の障害・変化に起因する筋力低下が重要(?)だと。
・感想:なのでこれもまた省略m(_ _ )m


若林先生ブログ記事あり(2012年4月3日)
(以下、引用)

〜〜〜

ダイナペニアとは何かというレビュー論文を紹介します。

Brian C. Clark, Todd M. Manini.
What is dynapenia? Nutrition Volume 28, Issue 5, May 2012, Pages 495–503

下記のHPで全文見れるかもしれません。

http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0899900711004680

ダイナは力・筋力、ペニアは減少を意味するギリシャ語ですので、直訳すれば筋力減少症となります。ダイナペニアと呼ぶ場合、加齢に関連した筋力低下で、神経筋疾患によるものは除外します。筋肉量減少=筋力低下ではなく、神経系の構造・機能や骨格筋の内的な力の発生による可能性があります。

図は左が体重減少例、右が体重増加例での筋肉量と筋力の経年変化の図です。筋肉量が増えても筋力は減っているので、サルコペニアとダイナペニアを別の概念として考えるべきではないかとしています。ただ、筋肉量が増えるほうが筋力低下が少ないことは事実です。

私はリハ栄養の立場として、広義のサルコペニアもしくはミオペニアの中に、筋力低下(つまりダイナペニア)も含むと考えています。このほうが臨床現場のリハや栄養管理で有益だからです。

栄養と筋力の関連としては、ビタミンDビタミンEセレン、カロテノイド(カロテン、クリプトキサンチン、ルテイン、ゼアキサンチン、リコピン)が少ないと筋力が少ないという報告があります。カロテノイドとセレン血中濃度は炎症(IL-6)と関連するという報告もあります。

ビタミンDと筋力の関連はもっとも研究されていますが、ビタミンD摂取で筋力が改善するかという最近の介入研究の結果はネガティブです。関連はあってもビタミンD単独で筋力を改善できるとは私は考えにくいです。改善できるのはあくまでビタミンD欠乏症時のみと思います。

〜〜〜









この辺で1日目はお開き。
どうでしたか? ダイナペニア祭り1st day。
内容としては、ダイナペニアで調べていくと、筋肉量には否定的というか重要視せず、やはり神経機構も含めた筋力が大事だという論点からのダイナペニア推しが多いのかなーなんて思いましたねー。そのへんは、セラピストさんには納得のいくところではないでしょうか。




いやーーーー、それにしても後半のまとめのだらけっぷりったらないっすね、まったく( ̄∩ ̄#




もっと気合いれろ!!!




はい、がんばります







てことで、こんな内容をあと2回書くので期待しないでください。。。
ありがとうございました〜〜〜。



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セラピストはサルコ君よりダイナ姫派!?

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サルコ君=サルコペニア
ダイナ姫=ダイナペニア

です。






言い換えるならば、









セラピストは""より""がお好き!?







となります。


今や、リハビリテーションと栄養の関係性は非常に重要であるということは知らない人がいないぐらい、"リハ栄養"は爆発的な広がり見せている中で、まだまだ後ろで腕組みして見てる人たちは多く、『Put your hands up !!』コールにも乗らずその腕組みは依然かたそうでアール。





「べっつに少しぐらい栄養状態悪くてもリハの20分とか40分の対応でどうなるってもんでもねーっしょうんち









「てかそんなん考えるよりテクニック持ってりゃ筋力も動きも変えられるべうんち

「つーか筋肉量どうこうより筋力だろ筋力うんち







「栄養栄養っていっても効果・結果が見えにくい。その場で動き・痛み変えるのがPTじゃけんうんち







腕組みオーディエスはこんなこと言ってるとか言ってないとか。。。
PTとしてその言い分もわかるっちゃわかるけど、こんなheadsにもせめてバイタルを気にするように栄養状態を、サルコペニアを気にするようになってほしいところ。できれば栄養をみかたにすることでリハ効果をアップさせることも可能だということも知ってほしい。









では、その腕組みオーディエスたちをやや前のめりにさせ、このリハ栄養・サルコペニアの音とリズムに乗ってもらうためにはどうしたらいいんでしょ???

悩むMr.ラビット師匠。

うーーーん。。。









それが自分としては、サルコペニアよりもダイナペニア、つまりは""よりも""というところがひとつのキーポイントではと密かに思ったりしておりますひらめき電球










てのも、やはり理学療法士ってのは

筋肉量より筋力
筋力より筋出力


を大事にするものだと思っています。


ささやんさんのブログに、理学療法士として『筋力低下』をどう考えるかをささやんさんの視点を交えて書かれており、理学療法士以外の方には一度ご覧になっていただき、『PTってこんなこと考えてるんだー』なんて思ってもらえたらなーなんて思いました。

ので紹介させていただきますm(__)m

↓↓↓
理学療法士 ささやんのブログ
『筋出力低下』








実際、急性期〜回復期病院・クリニックなどの場合、つまりは痛みや動作(能力)(+意識、習慣、生活etc...)の改善・変化を求められる場合ではより筋肉量や栄養状態に目がいきにくいのではと感じます。










リハ栄養の考え方のひとつである

重度の低栄養患者へ筋トレは禁忌
低栄養患者のリハは維持目的に行う

かなりざっくりまとめちゃってますが、これについてもその基準は検査データや上腕周囲長などの形態計測結果、食事量など、つまりは『』的なデータから判断するもので、そこに『』的要素は少ないものと思っています。

データなどの『』的なものはエビデンスの構築には欠かせないものだし、だからこそリハ栄養でも大切なのは重々承知してますが、実際の臨床現場にいるセラピストに『』を主張してもなかなか響きにくいんかなーと。

(その辺の『エビデンス』『文献検索』などについては別記事で書く予定としますパー







実際、自分が初めてリハ栄養を学んだときも

Q筋トレってどんくらいやるとダメ?
Q実際にはどういう状態でダメ?
Qその目安は?
Q低栄養状態でも維持だけじゃなく改善できることもあるんじゃ?
Qそれじゃーほとんどの人に筋トレできない!?
Qてか筋トレの定義って???

そもそも人間ってなんだ!?
宇宙って・・・

と哲学的思考のループにハマりそうなんでこの辺で止めときますm(__)m




などなど、いろんな疑問が沸きましたし今でもそこはPTとしてもっと突っ込んでいくべき・いける部分だと思うわけで。。。











ちょっと話がそれましたあせる








そんなこんなで、実際のリハビリの臨床現場で



サルコペニアきてるぞー!!』
『筋肉量!筋肉量!!』


と叫んでみても、なかなか腕組みheadsたちにはなかなか響きにくいわけです。。。








そんなところで登場させたいのが、ダイナ姫こと

ダイナペニア(dynapenia)

であります。









ダイナペニアとは

〜〜〜
加齢による筋量の減少だけでなく,α運動ニューロン活動の低下や,運動に動員される運動単位の減少など神経機構の変化。

Clark BC, Manini TM: Sarcopenia =/= dynapenia. J Gerontol A Biol Sci Med Sci, 2008, 63(8):829-834.

〜〜〜

とあります。




「α運動ニューロン
「神経機構」
・・・。

おぉぉ!?腕組みheadsの中でニューロリハチームのメンバーが数名、すこーーしだけ前方にweight shiftしてきたのが確認できます!!
しめしめ( ̄▽+ ̄*)








そこでさらにオイウチコウゲキ!


 

続いて登場するのは

muscle quality !!!!!!



リハ栄養研究会会長の若林先生もブログにて『muscle quality』について次のように説明されており、

(以下引用)
〜〜〜
muscle qualityとは、筋肉の質と私は訳していますが、筋肉量あたりの筋力の強さの意味です。muscle qualityが高い方は少ない筋肉量でも筋力が比較的強く、muscle qualityが低い方は筋肉量があっても筋力が比較的弱いです。

筋肉量と筋力に関連はありますが、筋力は筋肉量だけで決まるのではなく神経学的な影響も受けます。この論文では神経筋系の加齢による変化を脳から筋線維のレベルまで検討しています。神経学的な面がダイナペニア(加齢による筋力低下)に影響を与えている可能性があります。

↓↓↓
若林先生のブログ
リハビリテーション栄養・サルコペニア(筋減弱症)
「muscle quality(筋肉の質)レビュー」

〜〜〜

と書かれています。






ダイナペニアやmuscle qualityなどに関連して、少し飛躍しすぎかもしれませんが、筋の質的な部分もリハ栄養的観点からアプローチできるとしたら。。。







これでようやく、後ろで腕組みしてた人たちが首だけ軽〜く縦ノリしてきましたでしょうか!?ヘッドフォン

やはり、セラピストは、PTは、『』より『』がお好きなんですね(´ー`)











てところで、今日はここまでm(__)m
今度、『ダイナペニア』についてさらにまとめていきたいと思いますひらめき電球










てことで、



次回、『ダイナペニア祭り』開催予定 爆弾爆弾爆弾

ダイナペニアの中のダイナペニア、出てこいや!!












※ちなみに、「サルコペニア」や「ダイナペニア」、さらには「ミオペニア」などの言葉もあり、その意味・定義はまだあいまいな部分も多いとのこと。

最後にこれもまた若林先生のブログより一部引用させていただき、補足的に整理してみます。



□ 狭義のサルコペニア加齢による筋肉量減少筋力低下


□ 広義のサルコペニアあらゆる原因による筋肉量減少筋力低下


□ ダイナペニア = 加齢による筋力低下


□ ミオペニア = 加齢以外の要因による筋力低下



最後に。。。

以上のように、広義のサルコペニアにはダイナペニアの概念も含まれるかもですし、実際にはサルコペニアも神経的要因を絡んでいるので、サルコペニアについて掘り下げて質的要素のお話もできるかと思いましたが、あくまでも自分の勝手なイメージ(サルコペニア=筋肉量)からの今回のお話という体(てい)で読んでいただければ幸いですm(_ _)m




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NSTにPTって必要っすか?

久々の投稿です(^_^;)
やはり三日坊主癖のある自分がブログを続けるには、ネタ&時間&気力&情熱がもっももっと必要そうです(*_*)(*_*)

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ってことで、タイトルの結論(持論)から。










ケースバイケース。。。

てのも、「PTが必要」というよりは「リハ栄養」の知識・考え方が必要だと思っています。


PTがいなくても他のメンバーがリハビリの内容やリハゴール、栄養とリハの関係性をしっかり把握していれば大丈夫でしょうし、メンバー全員がリハ栄養研究会会員であればなおさら問題ないと思われます、はい。








とりあえずは

NSTメンバーが全員リハ栄養研究会非会員
・リハ栄養をどうにか広めたい・伝えたいと嘆くPTがNSTに参加する

というケースを想定して、NSTにおける"理想的"なPTの役割を考えてみると






? PT評価時の形態計測。+血液データ、既往、疾患などからのサルコペニアの有無の確認。

? 現在の身体機能・ADL・リハ状況の伝達

? リハにおける消費カロリーの計算
(体重 × メッツ × 運動時間 × 1.05)

? リハゴールの設定
 →現状の栄養状態・提供量で機能改善が可能かどうかの検討
 →提供量をどのくらいプラスしたらよいかの提案

? 運動負荷量の設定(栄養状態・提供量・ゴールを踏まえて)

? 参加することで「栄養はリハのバイタルサインである」「栄養ケアなくしてリハなし」ということを伝えていく。。。


でしょうか。



個人的には、??あたりの運動量・負荷量の設定をもっと意識してやっていきたいなーなんて思ってるところですひらめき電球

当院のNSTでは、リハの現状を伝えて、リハ未介入であれば必要に応じてリハ依頼をお願いするって感じで、恥ずかしながらまだまだ上に書いた?〜?全ての役割を果たせてないのが現状です…。









ただ、チームの種類や特性・性格、チームメンバーの意識・考え方などによってもPTの立ち位置や存在意義は大きく変わってくるとは正直思います。



当院では医師中心のチーム(と勝手に思ってます(__))で、カンファとしても栄養科が中心に患者さんの情報を医師に伝え、医師より「もっとこういう検査したほうがいいんじゃないか」とか、「この薬はいらないんじゃ…」とか、「このデータだと○○○が怪しい…」とか、、、。
つまりは医師としての基礎疾患の診断・治療的な内容が多く、リハビリはついつい蚊帳の外になりがち。
まぁそこをリハ栄養を進める・広げるためにもどげんかせんといかんのですが…(_ _ )/ハンセイ



NST実地研修でお世話になった病院では、チームに医師はいましたが関係がフラットで、実際のカンファなどは専従看護師さんと他のコメディカルの方たちが中心に進められ、よりリハの意見も反映されやすい印象でしたひらめき電球
また、TNTを受講している医師も多く、NST専門療法士も各職種に揃っており、NSTのチームとしてというより、病院全体としてNSTに対する意識が高く、それがNSTの活性化に繋がっているんだなーと感じました。







じゃー、どうすれば理想的なNSTになっていくんでしょうか?
どうなれば理想のリハ栄養を進められるんでしょうか??








少し話がそれますが、あの有名なプレゼンテーション企画、TEDでこんなプレゼンがありました。

まずはこちらの動画をご覧くださいパー
(見れない方はYouTubeなどで探してみてくださいショック!

http://www.ted.com/talks/lang/ja/derek_sivers_how_to_start_a_movement.html

デレク・シヴァーズ 「社会運動はどうやって起こすか」















どうでした???

何を思いましたか???














プレゼンの中で、こんな話をされています。

最初のフォロワーの存在が、1人のバカをリーダーへと変えるのです。(中略)
教訓をおさらいしましょう。まず、彼のように1人裸で踊るタイプの人は、最初の何人かのフォロワーを対等に扱う大切さを覚えておいてください。肝心なのは自分ではなく運動だということです。でも、もっと大きな教訓があります。お気づきになったでしょうか? 最大の教訓は、リーダーシップが過大評価されているということです。確かにあの裸の男が最初でした。彼には功績があります。でも1人のバカをリーダーに変えたのは、最初のフォロワーだったのです。





つまりは。。。
何かやろうとしたら、新しい風を起こそうとしたら、


一人じゃダメだよと。
仲間が大事だと。
とくに賛同してくれた最初の一人が大事だよと。


ということですね目












てなわけで、
NSTを理想のNSTに、リハ栄養としてはNSTをNEST(Nutrition & Exercise Support Team)に近づけるためにも、患者さんのリハビリをより安全により効果的に行うためにも、少しでも"栄養バカPT"に賛同・共感していただいている栄養士さんや看護師さんたちと少しずつ進んでいけたらと思います合格







自分としては、"栄養バカ"と名乗るからには紹介した動画のように、もっともっとバカになって、もっともっと踊る必要がありますが。。。ショック!










なぜか、NSTにおけるPTの役割を書いてこうと思ってたのに、NSTのチーム形態について、社会運動をどうやった起こせるのか、という軸がブレブレの内容になってしまったことを最後にお詫び申し上げて締めさせていただきます(・_・;)



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