『ERAS』を予習 〜明日のリハ栄養セミナーに向けて〜

明日は第3回群馬・信州支部リハ栄養研究会セミナーがあり、午後には利根中央病院の郡先生による「ERAS」についての講義・グループワークが予定されています。

てことで、朝勉にて「ERAS」をWeb版『キーワードでわかる臨床栄養』にて予習しました。



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その中で
『術後の回復速度を規定するものは、“開腹 vs. 腹腔鏡”という手術手技の問題ではなく、“適応される術後リハビリテーションプログラムの差異”である』とありました。
たしかに開腹術後だと侵襲もおっきいし"ゆっくりめ"で、腹腔鏡だとそんなに傷もないし"早めに起こしていいかな"というイメージはおおまかですがありました。
しかーーーし、そいつがダメなんだということです。

ちゃんとアセスメントしながら進めていけば早期経口摂取や早期離床・歩行も可能で、むしろそうすべきだと。そうすることで開腹術後でも腹腔鏡術後と同じもしくはさらに上の効果を望める。

ただ、その中で気になったことがひとつ。
『早期離床・歩行のエビデンスは全くない』とはっきりと書かれていました。
なんか悲しいねー。いや、悲観的にならずにその中でもエビデンスレベルの高いものを探したりしてかないとな。

と、いろいろ考えた予習でした。
明日は勉強するぞ〜




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